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朝ごはんフェス2013、下呂温泉・小川屋が日本一(楽天トラベル)

2013年9月21日
編集部

上位3施設と審査員

 楽天トラベルは9月3日、東京都内で「朝ごはんフェスティバル2013」頂上決戦を開き、日本一の朝ごはんに「下呂温泉 和みの畳風呂物語の宿 小川屋」が輝いた。

 優勝した小川屋の朝ごはんは、地元産のトマトとハチミツをブレンドした「健康トマトジュース」、「野点(煮物、焼き魚、出汁巻きなど)」、下呂市小坂町の天然炭酸泉を使用した「湯葉と地野菜の7色しゃぶ」。地元食材を多く取り入れ、見た目は豪華ながらもカロリーは約600に抑えるなど、さまざまな工夫がなされていた。

 審査員の日本料理人・全日本調理師協会名誉会長の神田川俊郎氏は、「地元の素材をうまく生かした本当においしい朝ごはん。薄めの味付けも絶妙で素晴らしい逸品」と評価した。小川屋の川向和美料理長は、「お客様にゆっくりと目覚めていただけるよう健康的でやさしい味つけ、飛騨ならではの味わいを常に心掛け、これからも驕らず朝食を作っていきたい」と語った。

 楽天トラベルの山本考伸社長は、最後の総評で「朝ごはんは旅行の目的になるものだと確信した」と話し、宿泊施設の朝ごはん人気のさらなる広がりを予見した。

 同フェスティバルは、今年で4回目で、ホテルや旅館など約800施設が参加。当日は「味覚」、美しさ・楽しさ・バランス・色合いの「表現力」、料理内容に創意工夫があるかの「独創性」、栄養バランスの「朝ごはんらしさ」の4項目で実食審査が行われた。

 準優勝は「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」、3位は「那須温泉 ホテルエピナール那須」、審査員特別賞は「箱根湯本温泉 箱根 花紋」、「ヒルトン東京ベイ」、「ホテル阪急インターナショナル」。

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