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乳がんの認識高める、車内でピンクお宿冊子配布(琴平バス)

2013年9月21日
編集部

車内で無料配布をしている
「ピンクリボンのお宿」冊子

 香川県の琴平を起点に四国エリアなどでバス・タクシー事業を展開する琴平バス(コトバス)は現在、高速乗合バスの車内で「ピンクリボンのお宿」冊子を無料配布している。冊子を導入した経緯について西川晋平取締役は、「ピンクリボンのお宿ネットワークの取り組みが1人でも多くの方に伝われば、乳がんに対する社会認識を高めるだけでなく、乳がんの方やご家族、友人も旅に出かけてみようと思う人が増えるかもしれない。その支援が少しでもできればと思い冊子の導入を決めました」と話した。

 

 

琴平バス(コトバス)

 同社の乗合バスは、女性客の隣の席は女性になるように配慮し、女性が1人や奇数グループでも安心して予約ができるシステムを提供している。また、同一予約グループ内に男性もいる場合は、同一グループでの隣席配置が優先されるなど、利用客にとってうれしいサービスが好評を博している。年間利用者数は約5―6万人で、そのうちの7割は女性客だという。

 同社は、四国から東京・名古屋へと毎日高速乗合バスを運行し、7月31日からは香川県内の乗降場所を7カ所から11カ所に増設し、サービス向上に努めている。着地型旅行ツアーも豊富に取りそろえ、四国八十八カ所を巡る「お遍路ツアー」では、14日間で88霊場を巡る全周プランや、1年間をかけて毎月日帰りで霊場を巡るプランなどを用意。バス・タクシー・歩き遍路とさまざまな商品でニーズに応えている。

 西川取締役は、「来年、四国八十八カ所は開創1200年を迎える。とくに首都圏の方の『お遍路』需要は少ないので、この機会に訪れてほしい」と語った。

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