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旅行業界の課題をテーマ別に議論、当日申し込み受付も可能

2013年9月1日
編集部

昨年の国際観光フォーラムのようす

JATA旅博国際観光フォーラム2013

 日本旅行業協会(JATA)は9月12―15日までの4日間、東京ビッグサイトで「JATA旅博2013」を開催する。このうち、13、14日は「国際観光フォーラム2013」を開く。フォーラム2日目となる14日(土)は、平日に休みが取りにくい現場担当者にも参加しやすいように、土曜日に設定。「MICEマーケティング」「旅行会社の危機管理」「広域プロモーション」など多彩なプログラムが用意されている。

 特設セミナールームKでは、午後から各種シンポジウムが開かれる。

 正午から午後1時30分までは「MICEマーケティング」をテーマに、航空新聞社取締役編集長石原義郎氏がモデレーターを務め、パネリストには近畿日本ツーリストECC事業本部カンパニー第7営業支店支店長の香川晴美氏、日本コンベンションサービスMICE都市研究所執行役員所長の廣江 真氏、横浜市文化観光局 観光コンベンション振興部長の赤岡謙氏が登壇。国際会議のみならず、MICE全般の振興に取り組んでいる各地のMICEプロモーションにおける戦略、さらに「旅行業界はその戦略にどのように関わっていくべきか」など、具体的な事例からその可能性を探る。

 午後2時から3時30分までは、「旅行会社が主催するツアーの安全安心をどう確保するのか」をテーマに、近畿日本ツーリスト海外旅行部部長の菅野貴氏をモデレーターに、パネリストはグローバルユースビューロー営業部取締役部長の柴崎聡氏、ユーラシア旅行社取締役企画旅行事業本部長の川畑宏氏が登壇する。安全・安心であるはずの旅行会社による主催ツアーで、旅行者が思わぬ事故に見舞われる事象が世界各地で発生している状況で、アウトバウンドにおける中堅旅行会社の取り組みを紹介しながら、災難を未然に防ぐための対策について議論する。

 午後4時から5時30分までは「広域ディスティネーションのプロモーションを考える」をテーマに、フィンランド政府観光局日本代表の能登重好氏がモデレーターを務め、ブランドUSA日本事務所日本代表・アジア地区担当ストラテジーディレクターの早瀬陽一氏、クロアチア政府観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山 氏、国土交通省中部運輸局企画観光部長の村田 有氏がパネリストとして参加。行政上の国境・県境に関わりなく存在する観光の魅力は、地域としての競争力を高め、旅行業界、そして受入地の発展に欠かせない戦略のひとつである。市場主導のプロモーションと、受入地主導のプロモーションを検討し、マスタープランの在り方やその立案について模索する。

 なお、国際観光フォーラムへの参加は、事前登録がなくても、当日会場での申込みが可能だ。

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