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アジア旅行市場を分析、世界の業界トップが登壇(JATA旅博・国際観光フォ―ラム2013)

2013年8月1日
編集部

昨年のフォーラム

 日本旅行業協会(JATA)は、9月12―15日に東京ビッグサイトでJATA旅博2013を開催する。同イベントを構成する4大イベント(旅博〈展示会〉/国際観光フォーラム/国際商談会/顕彰事業)のうち、「国際観光フォーラム2013(13、14日)」は、8月23日まで参加者を募集している。

タレブ・リファイ氏
国連世界観光機関 事務局長

 初日13日はテーマ「アジア旅行市場分析」のもと、午後1時から5時まで、2つのパネルディスカッションを実施。当初予定していた基調講演は、国連世界観光機関(UNWTO)事務局長のタレブ・リファイ氏に加え、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)CEOのデビッド・スコーシル氏の招聘が決まったことから、世界の業界トップによる基調パネルディスカッションに変更する。日本からは主催者を代表し、JATA副会長でJTB代表取締役社長の田川博己氏が参加するほか、モデレーターに初代観光庁長官で首都大学東京都市環境学部教授の本保芳明氏を迎える。総合司会は日本交通公社主席研究員の黒須宏志氏。またとない顔合わせで、世界の旅行業界をリードする登壇者らが、急成長するアジア旅行市場と日本の旅行産業について議論する。 

 

デビッド・スコーシル氏
世界旅行ツーリズム協議会 CEO

 続いて行うパネルディスカッション「成長から成熟へ 日本人海外旅行マーケットの真価を問う~日韓台3マーケット徹底比較から明日を切り開く~」も、韓国と台湾の旅行市場で活躍するエキスパートを招き、両国の海外旅行市場と日本の海外旅行市場を比較しながら、今後の日本市場や業界の発展を考える。パネリストは太平洋アジア観光協会(PATA)CEOのジョン・コルドフスキー氏と韓国旅行業協会(KATA)会長の梁武承氏、台湾LION GROUP董事長の王文傑氏の3氏。モデレーターは、総合司会を務める黒須氏。

 「アジア旅行市場分析」は、日本を中心にした周辺アジア地域の市場としての位置付けと、デスティネーションとしての魅力や競争力を浮き彫りにするために本年度から掲げるメインテーマ。今後もJATA国際観光フォーラムの定例コンテンツとして、時勢の変化を捉えながらも継続的に議論を重ねる予定だ。

 また、2日目の14日は土曜日だが、現場の社員が参加しやすいように新たに特別シンポジウムを設定した。今回は、訪日旅行の品質向上のため、JATAが本年度から創設した「ツアーオペレーター品質認証制度」を焦点に、パネルディスカッションを実施する。時間は午前10時30分から。

 同日午後12時からは、業界の課題を5つ取り上げて、シンポジウムを開催する。テーマは「MICEマーケティング」「メディアとツーリズムプロモーション」「旅行会社が主催するツアーの安全安心をどう確保するか」「災害・テロなどによる観光訪問客落ち込みからの回復」「広域デスティネーションのプロモーションを考える」の5つ。

 国際観光フォーラムの参加登録料は、2日間全プログラム参加がJATA会員で1万円、非会員が1万2千円。1日のみの参加はJATA会員が5千円、非会員が6千円。詳細・申込みは公式ウェブサイト・国際観光フォーラムページ(http://www.b.tabihaku.jp/forum.php )から。

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