【関西支社を訪問】久大本線沿線の旅 日田市がPR
2018年10月3日(水) 配信
大分県日田市の観光宣伝隊が9月12日、本紙関西支社を訪れ、今年7月に全線復旧した久大本線や沿線の魅力などをPRした。
来社したのは、日田市観光協会の黒木陽介営業企画事業部長、大分県大阪事務所の池永亜純佳さんの2人=写真。
福岡県久留米市から大分県大分市までを結ぶ久大本線は、昨年7月に発生した九州北部豪雨の影響で不通となっていた光岡(てるおか)―日田間が今年7月14日に運転を再開し、約1年ぶりに全線開通。特急「ゆふいんの森」も通常ルートでの運転となり、沿線の各観光地にも活気が戻りはじめている。
沿線には、サッポロビール九州日田工場(日田市)をはじめ、井上酒造(同)や亀の井酒造(玖珠町)、八鹿酒造(九重町)など、各地に酒蔵が点在しており、地元では、各地の名物を味わいながらの酒蔵巡りの旅なども提案している。
また、沿線7市町(大分市・由布市・九重町・玖珠町・日田市・うきは市・久留米市)とJR九州で構成する新幹線活用久大本線活性化協議会では、新たに久大本線沿線を対象とした旅行商品造成に対する助成事業も行っている。
黒木部長は「沿線には天領・日田をはじめ、魅力的な観光地がいっぱいです。来年3月11日には『ゆふいんの森』が30周年を迎えるなど、話題も豊富な久大本線沿線の旅をぜひ、お楽しみください」とアピールした。