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全旅連青年部 鈴木治彦氏(奥津荘)が次期部長へ

2018年9月27日
編集部:増田 剛

2018年9月27日(木) 配信

全旅連青年部の鈴木治彦次期部長

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の青年部(西村総一郎部長)は9月26日(水)、臨時総会を開き、次期青年部長(2019~20年度)に政策担当副部長の鈴木治彦氏(岡山県・名泉鍵湯 奥津荘社長)の就任を決めた。

 今回の次期青年部長選挙に立候補したのは、鈴木氏のみだった。47都道府県部長らの前で所信表明演説を行ったのち、第24代青年部長として承認された。「Challenge for the future~より良いかたちを次代へ~」をスローガンに、喫緊の課題である「雇用の安定と確保」と、「旅行離れが進む若年層への旅の魅力発信」に取り組んでいく。

 鈴木氏が経営する奥津荘は8室と小規模旅館。7期連続(14年間)で青年部に出向することで、「宿の経営だけでなく、先輩や仲間から幅広く学ぶことができた」と述べ、「もし青年部に出向していなければ、宿はつぶれていたかもしれない」と語った。「子供たちの世代に“夢のある業界”としてバトンタッチできるように、一歩ずつ前進しよう」と呼び掛け、「未来の観光業や、宿泊業を語り合う機会を増やしていきたい。2020年の東京五輪後を見据え、青年部組織がチーム一丸となって、新しい時代に向かって挑戦し続けていきたい」と攻めの姿勢を示した。

鈴木治彦次期部長(左)と西村総一郎部長

 西村青年部長は17年4月からスタートした今期を振り返り、「あっという間に1年半が過ぎた。残りわずか半年だが、10月30日には長崎で全国大会、来年2月20日には旅館甲子園という大きなイベントが控えている。しっかりと準備を進め、今期を締めくくりたい」と力を込めた。

    ◇

 鈴木 治彦氏(すずき・はるひこ)1978年8月15日、岡山県生まれ。40歳。98年中村調理師専門学校(福岡県)卒業後、2000年10月アルペン入社。04年6月同社を退社し、同年7月に奥津荘入社。13年12月に社長就任。

 【青年部活動】05―06年度「旅館未来委員会」▽07―08年度「宿の魅力伝承委員会副委員長」▽09―10年度「宿の地位向上委員会委員長」▽11―12年度「組織担当副部長」▽13―14年度「中国ブロック長」▽15―16年度「総務担当副部長」▽17―18年度「政策担当副部長」

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