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大型団体の反動減などで減収、赤字幅も拡大 東武トップツアーズ

2018年9月5日
編集部:飯塚 小牧

2018年9月5日(水) 配信

東武トップツアーズがこのほど発表した、2018年度第2四半期累計決算(18年1~6月)によると、営業収入は前年同期比4・3%減の86億6400万円となった。取扱高は同2・2%減の626億3800万円となり減収。経常損失は8億8500万円(前年同期は4億5300万円の損失)、当期純損失は6億4700万円(同2億7300万円の損失)と、赤字幅も拡大した。前年の周年事業や大型団体の反動減、恒常的なFIT(個人旅行)化などが響いた。

 国内旅行の取扱高は同2・6%減の433億800万円、営業収入は同0・6%減の59億2200万円となった。団体旅行は学校団体が前年を下回ったが、一般企業や自治体・省庁の法人需要が堅調に推移し、取扱高は前年超え。収益も前年並みに推移した。一方、個人旅行は航空券やJR券販売の低迷や企画商品の不振で取扱高、営業収益ともに前年を下回った。

 海外旅行の取扱高は同5・8%減の145億4500万円、営業収入は同15・7%減の16億2100万円。団体旅行は一般企業や自治体、学校団体などすべて苦戦し前年を下回った。個人旅行は2月の平昌オリンピックの販売やビジネス利用の航空券が好調で、取扱高は前年を上回ったが、営業収益は前年割れ。

 訪日旅行の取扱高は同26・2%増の36億3100万円、営業収益は同3・1%減の5億6800万円。団体は自治体や省庁の大型団体が下半期に移行し、微減。個人はJRパスの販売が伸び、大幅に前年を上回った。

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