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台湾駐日代表処を訪問

2012年9月21日
編集部
沈斯淳氏を訪問する女将
沈斯淳氏を訪問する女将

震災後の支援に感謝、山形おかみ会

  やまがた女将会(佐藤洋詩恵会長=日本の宿古窯)は9月10日、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳(しん・しじゅん)代表(駐日大使に相当)を表敬訪問し、震災後の対日支援への感謝を伝えるとともに、「台湾とのより一層の交流を」と呼びかけた。

 佐藤会長は「震災後、台湾と深い絆で結ばれていたことを改めて認識した。21世紀は心の交流の時代。『おしん』の古里・山形の母性豊かな女将たちが頑張ります」とあいさつ。沈代表は「山形は温泉天国といわれるほど知られている。おかみ会と協力し合い、双方の交流を進めていきたい」と応えた。

 佐藤博子さん(旅館山恵)、酒井まき子さん(材木栄屋旅館)、須藤佳子さん(展望露天の湯有馬館)、工藤真理さん(花明かりの宿月の池)、岡崎恭子さん(ホテルルーセントタカミヤ)、斉藤淳子さん(和歌の宿わかまつや)、髙橋ゆき江さん(松伯亭あづま荘)、山口秀子さん(栄屋ホテル)、佐藤まりさん(湯坊いちらく)、大塚せつ子さん(甚内旅館)、佐藤嘉高山形県観光経済交流局長、本澤邦廣県観光物産協会課長、伊藤和宏県観光物産協会東京支部主事、そして山形県の観光誘致ソング「旅にでませんか」を歌う葵ひろ子さんが同席した。各女将が自己紹介した後、「旅にでませんか」を、葵さんと一緒に全員で歌い=写真=交流を深めた。

 訪日外国人旅行者数は今年6月、震災前と比べて初めてプラスに転じた。なかでも台湾は、オープンスカイ(航空自由化)による新規路線就航や増便で、日台間の航空座席数が増加。1月から7月までの訪日旅行客数は約85万人(前年比58%増)と大幅に伸び、震災後の回復基調をけん引している。

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