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5カ国で過去最高、中国単月で初の20万人台

2012年9月1日
編集部

 日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)が発表した2012年7月の訪日外客数推計値は、前年同月比50・5%増の84万5300人と史上2番目に多かった。10年7月と比較すると3・8%減となり、マイナスに転じたものの、市場全体では引き続き回復傾向にある。とくに中国、台湾、タイ、インドネシア、ベトナムは過去最高を記録。このうち中国は単月で初めて20万人台を記録している。

 各市場の動向をみると、韓国は10年同月比19・6%減、11年同月比35・4%増の18万9700人と震災直後と比べるとやや持ちなおしたものの、19万人を割り込む結果となった。放射能汚染や地震発生予測への不安の継続に加え、円高の長期化した影響が大きい。

 中国は、10年同月比23・6%増、11年同月比134・4%増の20万3800人と過去最高。震災直後の11年4月を除き韓国を上回った。夏休みの家族旅行や個人旅行の需要が増し、大型クルーズ船の寄港などが訪日の増加に拍車をかけたとみられる。

 台湾は、10年同月比4・2%増、11年同月比40・4%増の15万9300人と単月で過去最高、香港は10年同月比25・5%減、11年同月比26・6%増の5万1300人。そのほかでは、タイは10年同月比15・4%増、11年同月比34・6%増の1万6400人、インドネシアは10年同月比26・2%増、11年同月比69・8%増の7800人、ベトナムは10年同月比40・1%増、11年同月比51・9%増の4600人と単月過去最高を記録している。

 なお、出国日本人数は、10年同月比13・5%増、11年同月比8・8%増の159万5千人。 

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