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応募数は約11万通、4年目も「もう一泊」継続へ

2012年4月1日
編集部
興津部長(左)、吉川委員長
興津部長(左)、吉川委員長

 日本旅行業協会(JATA)の国内旅行委員会は3月21日、「『もう一泊、もう一度』国内宿泊キャンペーン2011」の抽選会を実施した。全コースの応募総数は、前年度比35・7%増の10万9983通と大幅に増加した。キャンペーン開始当初に計画した3カ年は11年度で終了だが、認知度も上がっているため、4年目の12年度も継続する。

 自ら抽選を行った国内旅行委員会の吉川勝久委員長は「震災後の非常に厳しいなかにも関わらず着実な伸びを示した。広告なども自粛し、ホームページのアクセス数は前年を下回ったが、応募数は大きく前年を上回り、20万人泊を超えている。国内旅行自体はまだまだ伸ばしていかなければならないが、このような実績を出した効果は大きい」と評価した。

 4年目も継続することに関しては、宿泊をともなう国内旅行の重要性やキャンペーンの浸透などをあげ、「2年目から各社の旅ホ連と提携し、各施設からの期待も大きい。やり方次第でまだ伸びる可能性がある」と語った。今後は「これまでの経験を生かして内容を進化させる。若年層向けにフェイスブックの利用なども計画中だ」とし、「状況に応じて変形するかもしれないが、次年度に限らず続けていきたい」と意気込みを語った。

 また、国内・訪日旅行業務部の興津泰則部長は「11年度は店舗のカウンターで紹介したのが成果につながったとみている。次年度からは若年層の促進に向け、インターネットでの誘客にも力点を置き、両面で進めていく」と述べた。

 なお、各コースの応募数は4泊すると応募できる「もう一泊、もう一度コース」が同41・6%増の2万4676通、1泊から応募できる「春夏秋冬コース」が18・9%増の7万5492通など。

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