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「変革と発展をリードする存在に」ジャルパック・江利川新社長

2018年7月24日
編集部:飯塚 小牧

2018年7月24日(火) 配信

江利川宗光社長

6月に新社長に就任したジャルパックの江利川宗光社長は、7月24日(火)に東京都内で開いた下期の商品発表会見のなかで、「34年間、航空業に携わってきた。旅行業は初めてだが、変化と競争の激しい荒波のなかでの経営の舵取りに、良い緊張感と期待感を持っている。ジャルパックを観光業界の変革と発展をリードする輝く存在にしたい」と抱負を語った。

 江利川社長は今後の方向性について、「いたずらに規模を大きくすることは過去もこれからも視野にない。成長と発展を続けるJALグループの旅行会社として、常に新しい価値を生み続けたい」と言及。「業界や社会の変化に恐れずに挑戦していきたい」と意気込んだ。

 各分野については、地方創生や世界との交流への貢献を念頭に、国内旅行事業を通じ、日本人の国内交流人口拡大や地方の魅力発信に努めたいとした。また、海外旅行事業は若年層への喚起に意欲を示した。訪日旅行については「成長の柱として積極的に取り組んでいくが、国や人は双方向交流が望ましい」とし、まずは海外への注力を強調した。

 他方、社内の体制整備に関しては「旅行会社は社員こそが資産。社員に生き生きと活躍してもらうため、人材育成と社内の風土づくりに努めたい」とし、①ワークスタイル変革②健康経営③外部との交流促進――をポイントに挙げた。

 最後に直近5年間の中国駐在経験時のエピソードを紹介しながら、「私は航空業であれ、旅行業であれ、市民と市民が交流する場を創出することは“平和をつくる産業”だと自負している。社員に対しても、我われはビジネスだが、利益を求めるだけではなく、その先に崇高な役割と使命がある。誇りを持って、厳しいときも良いときも取り組んでいこうと訴えている」と理念を語った。

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