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小江戸3市が集結、日本橋架橋100周年イベント

2011年11月11日
編集部
(右から)宇井香取市長、山本栃木副市長、川合川越市長、矢田中央区長、中村会長
(右から)宇井香取市長、山本栃木副市長、川合川越市長、
矢田中央区長、中村会長

 日本橋(東京都中央区)周辺の企業・団体で構成される名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)は10月30日、日本橋が現在の橋に架け替えられて100年を迎えたことを記念し、「日本橋架橋100周年記念まつり・日本橋お江戸舟運まつり」を開いた。江戸との舟運で栄えた小江戸3市(川越市・栃木市・香取市)の和舟が日本橋の船着場に集い、江戸時代の舟運、魚河岸のにぎわいが再現された。

3市の和舟が日本橋に
3市の和舟が日本橋に

 お囃子舟、荷舟、嫁入り舟など小江戸3市を出発した15隻の和舟が、大江戸・日本橋へ集結した。川合善明川越市長、山本元久栃木副市長、宇井成一香取市長らも当時を再現した衣装に身を包み、舟で登場。ひと際会場を盛り上げた。中村会長は「今回のイベントを機に、日本橋と3市で観光や物産などの交流を深めていきたい」とあいさつし、舟運を通じた連携を誓った。また矢田美英中央区長も登壇し「日本橋から震災復興に向け、元気を生み出していきたい」と力を込めた。

川越藩火縄銃鉄砲隊
川越藩火縄銃鉄砲隊

 川越市・栃木市・香取市は1996年から毎年「小江戸サミット」を開き、舟運をはじめ、蔵造りの町並みや山車祭り開催などの共通点を活かした交流を進めてきた。川合市長は「これからも3市の結びつきを深め、互いに地域の活性化へとつなげていきたい」と抱負を述べた。

 本イベントは「日本橋架橋百年祭」の一環として、「第39回日本橋・京橋まつり・大江戸活粋パレード」と合同で開催された。オープニングセレモニーでは川越藩火縄銃鉄砲隊保存会による迫力ある演武が行われたほか、パレードでは仙臺すずめ踊り連盟による東北復興を願う力強い踊りなども披露され、多くの見物人でにぎわった。

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