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野田首相に観光復興要請、東北の女将12人が直談判

2011年11月1日
編集部
東北女将12人が野田首相を囲んで
東北女将12人が野田首相を囲んで

 東北6県の旅館女将12人は10月21日、首相官邸を訪れ、野田佳彦首相に元気な東北をアピールするとともに、東日本大震災以降入込みが落ち込んだ観光客の回復に向け、国の支援をお願いした。また、東北観光推進機構からは推進本部長の齋藤幹治氏、副本部長の三浦丈志氏らも女将と同行した。

 メンバーを代表して福島県穴原温泉の畠ひで子吉川屋女将は「旅行の自粛ムード、風評被害で福島県はもとより、東北全体の観光客が戻っていない。ぜひ、東北の観光復興へ全力をあげていただきたい」と要請した。

畠女将が代表して訴える
畠女将が代表して訴える

 これを受けて野田首相は「東北で国際会議などを積極的に開催したい」と語った。

 同日、国土交通大臣政務官の津島恭一氏、室井邦彦氏のほか、観光庁の溝畑宏長官も訪問し、東北の観光支援を訴えた。

 今回参加した女将は次の12人。(敬称略)

 【青森県】石澤照代(花禅の庄/黒石市)▽中山瑶和子(青森国際ホテル/青森市)【岩手県】大澤幸子(ホテル対滝閣/湯本温泉)▽平栗カヨ子(松川荘/松川温泉)【秋田県】佐藤京子(妙乃湯/乳頭温泉)▽池田佳子(黒湯温泉/乳頭温泉)【宮城県】磯田悠子(ホテル松島大観荘/松島町)▽高橋知子(篝火の湯緑水亭/秋保温泉)【山形県】佐藤洋詩恵(日本の宿 古窯/かみのやま温泉)▽佐藤まり(桜桃の花 湯坊 いちらく/天童温泉)【福島県】畠ひで子(匠のこころ吉川屋・穴原温泉)▽片桐栄子(ホテル華の湯/磐梯熱海温泉)

溝畑観光庁長官に東北観光の現状を報告
溝畑観光庁長官に東北観光の現状を報告

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