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中華民国100年国慶節祝う、震災義援金99%は一般市民

2011年10月24日
編集部
馮寄台代表があいさつ
馮寄台代表があいさつ

 中華民国100年国慶節を祝い、10月6日にホテルオークラ(東京都港区)で祝賀レセプションが開かれた。日本と台湾から政治家や業界関係者、マスコミなど約1800人が集まった。

 台北駐日經濟文化代表處の馮寄台代表は、「孫文が1911年の辛亥革命によりアジア初の共和国である中華民国を建国してから100年。孫文は日本の明治維新の影響を強く受けたといわれ、中華民国の発展に日本が重要な貢献をした」と紹介。震災の話に触れ「99年の台湾中部大地震と09年の台湾南部大水害のときには日本が助けてくれた。今度は我われが助ける番。義援金総額のうち政府が占めるのはわずか2%にも満たない。99%は一般市民による自発的な援助。これは国民の日本への深い愛情と関心を表すもの」と述べた。また、日本留学中の娘さんが東京で震災を経験した話を紹介。「見知らぬ人同士が声を掛け合い、駐車場かと思うほどの大渋滞のなかでも、クラクションひとつ鳴らさない、日本人の『無私』の心に触れ、娘は感動していた」と話した。

 財団法人交流協会の大橋光夫会長は「台湾からの義援金総額は190億円を超え、他国とはかけ離れた金額に深く感動し、日本と台湾の深いきずなを再確認した」と感謝を述べた。

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