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KNT×日旅2社コラボ企画「き・ら・り三重」

2011年10月24日
編集部

神宮と熊野古道 核に

<神宮と熊野古道 核に>

 近畿日本ツーリスト(KNT)と日本旅行の2社は、共同で進めるコラボ企画「地域を元気にするプロジェクト」から国内パッケージツアーの共同商品「き・ら・り三重」(11年10月―12年3月)の販売を始めた。コラボ企画は、「地域の宝を掘り起こし、光を当てた旅行商品の造成」を目的に47都道府県で順次実施する予定。三重県は4月―9月に実施した石川県に続く第2弾となる。

 10月4日、東京都内で2社の販売店スタッフなどが出席して、販売促進説明会が行われた。日本旅行協定旅館ホテル連盟中部支部連合会の寺田順三郎会長は「共同商品は近畿鉄道とJRが手を組む、たいへんありがたい話。期待を膨らませている」とあいさつ。KNT協定旅館ホテル連盟三重支部の上野哲男支部長は「伊勢神宮は日本の神宮。一生に一度は伊勢参りと言われる。旅の伝統、文化を再度アピールし、何度でも来ていただけるようにしたい」と語った。

 商品パンフレットは社名のみ変え、内容は同じものを2種類用意した(KNT「メイト」、日本旅行「赤い風船」)。ツアー、日帰りオプション、宿泊プランの3つのカテゴリーから成る。KNTの個人旅行事業本部カンパニーの守本英雄課長は「伊勢神宮と熊野古道を核に、北勢、伊賀、中南勢、伊勢志摩、東紀州の5つのエリアのきらりと光るポイントを絞り込んでいくというイメージで商品造成した」と説明した=写真。

 「伊勢神宮 古式ゆかしき参詣の旅」(3日間)は、添乗員が案内するこだわりの限定ツアー。神前に近付く、とくに格式の高い参拝となり、一定の正装も求められる。伊勢神宮だけでは片参りといわれる、金剛證寺にも参拝する。移動はゆったりとした3列シートのデラックスバス。宿泊、食事にもこだわった。各出発日16人限定。料金は2人1室が17万5千円。

 きらりと光るポイントとしては、東海道五十三次の47番目の宿場町、関宿や、伊賀流忍者と松尾芭蕉の生誕地、伊賀などを紹介。そのほかパンフレットからの宿泊申し込み者限定のランチメニューも充実する。

 

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