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全国大会 沖縄に決定、フェイスブック問題の対応強化

2011年9月21日
編集部
横山公大青年部長
横山公大青年部長

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(横山公大部長)は9月15日、山梨県・石和温泉の銘石の宿かげつで臨時総会を開き、第21回全国大会の開催地について、唯一立候補をしていた沖縄県で開くことを全会一致で決めた。

 また、旅行予約サイト「じゃらんnet」を運営するリクルートが同サイトに加盟する旅館・ホテルのフェイスブックの公式ページを一方的に開設し、不信感を抱く旅館側が反発し現在、非掲載になっている問題を重く見て、ビジネスホテルビーエル(三重県桑名市)の佐野康治氏がフェイスブックなど「ソーシャルネットワークにおける今後の活用方法」について講演した。

 横山部長は「新体制がスタートして5カ月が経過した。昨年9月に『利他精神~夢を語り背中を魅せる』を今季のテーマとしたが、東日本大震災、その後各地で度重なる水害が発生し、まさに今手と手を取り合い、助け合いながら復興に向けて頑張っていかなければならない状況となっている」話した。横山部長はじゃらんnetのフェイスブック問題について触れ、「とくにインターネットの世界については我われ若い世代が立ち向かっていかなければ業界が廃れていく。今しっかりと勉強しておかなければ、2年、3年、5年先にまったく対応できない存在になってしまう。青年部として新たなルール作りや対応をしていきたい」と危機感を募らせた。

 議案では、東日本大震災やじゃらんnetのフェイスブック問題などに対して、今期設置した緊急特別対策委員会で専任の指導・相談役として対応してきた利光伸彦顧問が、議決権のある副部長に特例で就任した。

金城沖縄県部長
金城沖縄県部長

 利光氏は現在満45歳。規約第25条1項に「役員は就任時満43歳以下」と定められているために、副部長に選任される資格を持たないが、今期は未曾有の大災害などの対応を円滑に進めるうえで、特例措置として承認された。

 沖縄県での全国大会の開催地承認を得た金城仁沖縄県部長は「ぜひ一人でも多くの皆さんのお越しをお待ちしています」とあいさつした。開催時期は12年10月中旬から11月下旬、開催予定地は那覇市「沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ」を計画している。

 
 
 
 

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