test

震災後半年を振り返って――、みやぎおかみ会5人に聞く

2011年9月10日
編集部
(左から)一條さん、高橋さん、四竃さん、磯田さん、佐々木さん
(左から)一條さん、高橋さん、四竃さん、
磯田さん、佐々木さん

 東日本大震災から半年。「みやぎおかみ会」(磯田悠子会長=ホテル松島大観荘女将)は「集合の美」をモットーに女将たちの結束をはかり活動を続けてきたという。

 PR活動については「否定的な反応があったのも事実。だが、それは元気な私たちの役目。来館いただくお客様がいる限り、前を向いて進んでいきたい」(高橋知子若女将・秋保温泉・篝火の湯緑水亭)

 4月25日には、東北新幹線・東京―仙台間が再開し、おかみ会からも16人が仙台駅での「出迎え式」に出席した。このニュースが全国に伝わり、5月連休以降、宿泊客が戻ってきた。「被災地へ応援に来られた方から、私たちの姿を見て『逆に元気をもらった』と言って頂いた。かけがえのない仕事に就いている」(一條千賀子女将・白石鎌先温泉・湯主一條)と実感した。

 日本全体で今、絆という言葉の再認識やライフスタイルの変化などが言われている。「お客様の価値観も変わってきたのでは。私たちもそれに対応していかないといけない。モノがあふれている状況でいいのか。それを望む方には、きちんと対価をお願いしていくことも大事」(四竃〈しかま〉明子女将・白石小原温泉・旅館かつらや)と訴える。

 まもなく秋の行楽シーズンを迎える。東京都は9月から、被災3県への旅行に対し1泊あたり3千円、5万泊分の事業予算で、旅行者への助成を始めた。大切なのは1人でも多く東北、宮城に来てもらうこと。

 「暑い夏のおかげで、今年の秋の紅葉はきっと鮮やか。ぜひ皆さんに見ていただきたい」(佐々木久子女将・鳴子温泉中山平・うなぎ湯の宿琢琇)と、PRにも余念がない。

 「浜通り(石巻、気仙沼など)はまだまだ人手が必要。頑張れる私たちが元気をアピールし、今はまだ復興に取り組んでいる仲間のことも伝えたい。残された者はその使命があると思う」(磯田会長)。

【鈴木 克範】

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。