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磯田会長が再任、鉄道と宿の一体的PR

2011年7月11日
編集部
磯田光治会長
磯田光治会長

 JRグループ協定旅館ホテル連盟(磯田光治会長、2758会員)は6月10日、ホテルメトロポリタン(東京都・池袋)で2011年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選では磯田光治会長が再任された。

 

 磯田会長は冒頭のあいさつで「松島にある私の旅館は高台にあり津波の被害は無かったので、350人ほどの被災者を受け入れてきた。ライフライン、物流、交通、通信すべてのインフラが止まり、皆の笑顔が無くなってしまった」と震災後の状況を話し、「こんなときこそ人の交流が大切。人の笑顔が復旧・復興につながる。この1年は厳しい状況が続くと思うが、元気に明るく頑張っていきましょう」と呼びかけた。

 今年度デスティネーションキャンペーン(DC)は7月1日―9月30日に群馬県、10月1日―12月31日に熊本県・鹿児島県・宮崎県、1月1日―3月23日に京都市で開催。JR各社とさらに連携を深め、DCを基軸に鉄道と宿の一体的なPRを展開し、宿泊券の拡販を目指す。

 任期満了に伴う役員改選では、旅館一乃松(北海道函館市)の松橋博氏社長とサン浦島悠季の里(三重県鳥羽市)の吉川勝也社長が、新しく副会長に就任した。

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