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直販比率強化に「Tポイント」、旅キャピタルと提携

2011年3月2日
編集部

 国際観光旅館連盟(佐藤正義会長)は2月18日、Tトラベルのサイト運営・営業を支援する旅キャピタル(吉村英毅社長、東京都港区)と提携し、Tトラベルへ参画することによりTポイントが貯まり、使えるサービスを国観連会員に導入支援することで合意した。同サービスはTトラベルの国内宿泊予約サイト(http://ttravel.jp/kokunai/)から直販方式のため宿泊施設への送客にも販売手数料はかからない。旅館ホームページからの直予約でもTポイントが貯まり、使える。

 Tポイントは「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の共通ポイント制度。100円につき1ポイントが付与され、1ポイント1円として、ほとんどのアライアンス企業の製品、サービスで利用できる。国内最大規模で、アライアンス企業は全国69社、3万5069店舗。3671万人が利用する。

 宿泊者が宿を予約するとき、選択肢の大きな要因としてポイントプログラムがあげられるなか、国観連はTトラベルへの参画により自社販売の顧客獲得のためにTポイントを活用し、直販比率の強化をはかりたい考え。

 3月末まで国観連会員に向けにTトラベル参画キャンペーンを実施。Tトラベル加盟料金5万2500円(現在はキャンペーン価格2万1千円)が無料。年間サービス利用料金15万1200円(月1万2600円)は12万6千円(月1万500円)に値引き。なお、サービス利用にはポイント端末代金1台に8万4千円の付与実費がかかる。

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