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「日本観光振興協会」に、日観協とTIJ合体の新名称

2011年1月24日
編集部
日観協の西田厚聰会長
日観協の西田厚聰会長

 日本観光協会の西田厚聰会長と日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)の舩山龍二会長は1月13日、新春恒例の観光関係者賀詞交歓会で、4月1日からスタートする日本観光協会とTIJの合体組織の新名称に「日本観光振興協会」を検討していることを発表した。

 新春恒例の観光関係者賀詞交歓会が東京都内のホテルで開かれ、観光関係団体や企業、国土交通省、国会議員など約200人が集まった。

 主催の日本観光協会の西田会長は冒頭のあいさつで、4月1日からスタートするTIJとの合体組織の新名称について「日本観光振興協会」がよいのではとTIJの舩山会長と話し合っている旨を発表した。西田会長は「観光はモノ主体の消費型産業ではなく、サービス主体のイノベーティブな産業。観光立国の実現に向け、多くの課題はあるが、既存の古い体質や枠組みを見直し、ダイナミックな取り組みをしていきたい」と決意を語った。

TIJの舩山龍二会長
TIJの舩山龍二会長

 TIJの舩山会長は新組織の名称について、「名は体を表す」とし、「観光業界を盛り上げるには、業界との連帯、地域の自治体や産業、住民との連携が大切。新組織は観光庁のパートナーとして、ただ1点、観光の振興に努めていきたい」と語った。

 来賓の池口修次国土交通副大臣は、訪日外国人3000万人プログラムや、創意工夫による国際競争力をもつ魅力ある観光地づくり、有給休暇取得率のアップや休暇分散化などの休暇改革に、全力をあげ取り組んでいる旨を話し、「休暇分散化については、経済・社会への影響を考えながら、産業界・労働界・教育界・地域、それぞれの課題を整理しながら検討を進めたい」と述べた。

 

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