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取得は22.5%にとどまる、時期は7-8月が51.7%に

2011年1月11日
編集部

 日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ、舩山龍二会長)はこのほど、2010年度「1ウイークバカンス」キャンペーンの活動報告を発表した。これによると、最近1年間で「1ウイークバカンス」(有給休暇を合わせた連続1週間以上の休暇)を取得した人の割合は22・5%(前年は22・0%)と、ほぼ前年並みにとどまった。調査は昨年9―11月に「1ウイークバカンス」集中告知キャンペーンとして、TIJ会員会社と協力して旅行関連商品が当たる「クイズ&アンケート」を実施し、1万件を超える応募があり、その内容をまとめたもの。

 「1ウイークバカンス」推進部会(部会長=加藤誠・JTB旅行事業本部法人営業部長兼地域交流ビジネス推進室長)は調査結果について、「取得の定着にはまだ至っていない状況」と捉えている。

 取得時期をみると、7―8月の夏休み時期が51・7%と過半数を占めた。さらに、春休みやゴールデンウイークを含む3―6月(21・4%)を加えると、73・1%と7割を超える。

 一方、「秋休み」や年末年始を含む期間は合計で26・9%と未だ取得が広がっていない状況。ただし、「秋休み」の認知率は61・4%と前年から3・3ポイント増加し、とくに20歳代以下では70%を超えた。

 また、実際に「1ウイークバカンス」の連続休暇を取得するための整備条件については、(1)企業における休暇の制度化(71・2%)(2)連続した休暇の義務づけ(59・0%)(3)「1ウイークバカンス」の世間的な認知(57・8%)と続く。

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