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トラベルの営業益18%増、三木谷社長「近い将来国内2位に」

2010年11月21日
編集部

 楽天(三木谷浩史会長兼社長)が11月9日に発表した2010年12月期第3四半期決算によると、営業利益は前年同期比14・5%増の442億200万円で、第3四半期では過去最高となった。売上高は同16・4%増の2525億5600万円、経常利益は同15・4%増の431億1500万円、純利益は44・2%減の264億5900万円。

 EC事業の主力・楽天市場は、冬物の出遅れがあったものの、流通総額が同17・3%増と好調で、EC全体の売上高は同24・9%増。ポータル・メディア事業は同34・9%増、トラベル事業も同19・9%増といずれも高い成長で増収増益。

 トラベル事業は、前年に比べシルバーウイークの反動があったものの、夏の需要取り込みが奏功。売上高は171億6800万円、営業利益は同17・6%増の75億5100万円。三木谷社長は「レジャーが好調で、健全な伸びを果たした」と語った。日本航空(JAL)との提携で9月1日から「JAL楽パック」を売り出し、ダイナミックパッケージの強化を行ったことや、スマートフォンに対応したアプリケーションの開発を行ったことなどがプラス要因。

 三木谷社長は4―6月の各社の伸び率などを提示し、「大手旅行会社のなかでも大きな存在を示してきた」とし、国内の取扱額が4位になったことで「近い将来2位になり、最終的にはトップを目指す」と意気込んだ。

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