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赤城山観光を発信、東京で群馬県と6市町村

2010年9月21日
編集部

 群馬県と県内の赤城山の観光振興に関係する6市町村は9月1日、東京・銀座のぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)で、「赤城山」観光情報交換会を開いた。県内のほぼ中央に位置し、県民に最も親しまれている赤城山を県外でも広く知ってもらうのが狙い。

 赤城山は、黒檜山や駒ケ岳など7つの峰の総称で、標高約800メートルまでは穏やかな裾野が広がる。裾野は前橋市、桐生市、沼田市、渋川市、みどり市、昭和村と多くの市町村に伸びている。一昔前は、講談や演劇の題材として取り上げられ、上州の侠客・国定忠治のセリフ「赤城の山も今宵かぎり……」で一躍有名になったという。

 しかし、近年は観光客も激減しているため、県の企画部地域政策課では赤城山の発信に注力。東洋大学と共同で周辺施設などを含めた調査なども実施している。企画部の細野初男部長は、「赤城山は群馬の大きなブランドだが、観光客はピークの半分まで落ちて厳しい状況だ」と現状を報告。来年のデスティネーションキャンペーンを機会に「赤城を中心とした観光を売っていきたい」と意気込みを語った。

 会では周辺市町村がそれぞれの観光情報を紹介したほか、各地域の特産物を用意して、集まった報道関係者らに振る舞った。前橋市の「ぐんまフラワーパーク」は、館内で提供しているダリア料理をPR。献立はダリアのお浸しから天ぷら、デザートにもダリアのソースを使う徹底ぶりで、参加者の注目を集めた。

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