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全国9支部体制に、創立60周年、スロー・トリップ推進(日観連)

2010年7月11日
編集部

 日本観光旅館連盟(近兼孝休会長、3276会員)は6月16日、東京都新宿区の京王プラザホテルで2010年度総会を開いた。節目の創立60周年を迎え、支部組織を国土交通省運輸局と同一地域割りとなる全国9支部体制への再編を承認。支部の名称は地域名の後に支部連合会を付けることとした。

 近兼会長は「25支部から9支部体制になったことで、各地域の運輸局と連携を強め、パイプを太くしてほしい」と述べた。さらに、「(9支部体制の)国際観光旅館連盟との合併の件についても、諸問題がまだまだあるが、体制は一応整った」と語った。そのほか、口蹄疫の影響で大きな観光打撃を受けている宮崎県への義援金を呼び掛けた。

 新公益法人制度への移行については、一般社団法人への移行を目指すことを決めた。

 今年度は創立当初の初心に立ち戻り、「駅長さん推薦の宿」時代の旅に代表されるローカル線を利用した「ゆったりとした鉄道の旅」(スロー・トリップ)を地産地消と絡めながら、JRや地元旅行会社と協力して推進していく。新たな取り組みとしては、株式会社全旅クーポン会のクーポン制度への参加を決めた。

 また、日観連ホームページ「やど日本・英文サイト」への参加施設の増強に加え、中国語、韓国語サイトについても今後検討していく。共通ポイント・カード・システム「ポンタ・ポイント」参加も検討する考えだ。

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