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女将のための 女将による 女将の会議、全国旅館おかみの集い ― 第21回全国女将サミット2010東京 ―(7月6日開催)

2010年5月21日
編集部

 女将のための 女将による 女将の会議―「全国旅館おかみの集い」(第21回全国女将サミット2010東京、畠ひで子運営委員長)が、7月6日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で開かれる。1990年に京都市の京都ホテルで第1回目が開れてから、今年の開催で21回を数える。テーマを「匠 守るべきもの、変えていくもの」とし、基調講演にはエッセイストの海老名香葉子さんを講師として迎える。さらに、テーマごとに分かれて意見を交換する「分科会」や来賓、協賛スポンサーを交えての懇親パーティーを通じて、交流を深める。

「参加しやすい会へ」

 全国唯一の旅館・ホテルの女将による全国会議には、毎年100―150人が参加する。プログラムを通じて、経営や子育てなど共通する問題について話し合うほか、全国の旅館女将のネットワークづくりの場としても実績を積み重ねている。

 7月6日は午後12時30分に開会し、基調講演にはエッセイストの海老名香葉子さんが登壇する。その後、4グループに分かれての分科会(勉強会)を開く。事前に決められたテーマに沿って、参加者同士が意見交換するほか、アドバイザーが参加し、助言を行う。夕刻からはテーブル形式の懇親パーティーを開く。

 従来1泊2日で開いてきたが、「より参加しやすい会へ」(運営委員会)との意向から、初めて1日開催を試みる。スケジュール自体の見直しも行い、午後8時にはすべてのプログラムを終了する。これにより会場ホテル以外での宿泊はもちろん、一部の地区では日帰り参加も可能になった。

 おかみの集い事務局(旅行新聞新社内)では現在、参加者を募集している。定員は200人で、参加費は1人2万8千円(税込、会議費、懇親会費、記念写真代などを含む)。会場ホテルで宿泊を希望する場合、シングル利用2万3千円、ツイン利用(1人当たり)1万4千円(1泊朝食付、諸税込)。  各分科会の内容とアドバイザーは次の通り。

【第1分科会】
「インターネット」。旅行者のクチコミに対する効果的な返信を、実例紹介やグループ討議を通じて学びます。(リクルートCS推進グループゼネラルマネージャー 山田修司氏)

【第2分科会】
「人材育成」。若手社員の育成や、その人たちを教育する立場の管理職とのコミュニケーションについて意見交換します。(イーディーワン代表取締役会長 橋本佳奈氏)

【第3分科会】
「外客誘致」アジアの旅行者から見た日本の旅館像や、求められている情報と宿の取り組み事例とを比較し改善点を探ります(タレント・日中文化プロデューサー チャオ・ウェイニー氏)

【第4分科会】
「旅館経営」。時代に即して変えていくもの、残していくものなど、あるべき旅館像について意見交換します。(山形県かみのやま温泉古窯副会長 佐藤幸子氏)

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