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3月22日まで予定、湯西川温泉かまくら祭り

2010年2月11日
編集部

 栃木県湯西川温泉で、17回を迎えた「湯西川温泉かまくら祭り」が開かれている。1月23日には新しいメイン会場「平家の里」前駐車場でオープニングセレモニーが行われた。伴弘美実行委員長(湯西川館)、伴久一湯西川温泉旅館組合長(伴久ホテル)があいさつ。斉藤文夫日光市長や高橋政則国土交通省関東地方整備局湯西川ダム工事事務所長、加藤雄次日光市議会議長らが祝辞を述べ、テープカット。終了後、湯西川名物のけんちん汁「かまくら鍋」が振る舞われた。

 今回、かまくら祭り実行委員長に就任した伴氏は、「首都圏からもっとも近い距離にあるかまくら祭りで、今年は開催期間も大幅に延長した。目玉は好評だったかまくらバーベキューの復活。天井部分を取り払った屋根なしのバーベキュー専用かまくらも作ったので、オープンカフェ気分で楽しんでほしい。昨年(7万人)以上の来場者を目指したい」と語った。

 かまくらバーベキューは2月末まで。料金は1人前1500円(2人前から)で1時間ごとの入れ替え制。予約は毎日午前10時から午後4時まで。

  第2節「深雪のにぎわい」は2月末まで。メインのかまくらライトアップは毎日午後5時30分から。前夜祭の22日夜には高さ3・5メートル×直径3メートルの巨大かまくらが試験的にライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれた。第2節期間中の毎週木・金曜日は平家集落会場、土・日曜日には沢口河川敷会場のミニかまくらも点灯される。

 ボランティアとして参加してみたいのが、地元の人と一緒に作るミニかまくら。沢口河川敷会場を中心に1千個以上のミニかまくらが完成する予定で、当日現地に行けば誰でも体験できる。

 そのほか森や雪原をスノーシューで探索するツアーや、湯西川温泉宿泊者限定の星空観察ツアーなどの体験型オプションも設定している。

 3月1日から第3節「残雪のなごり」がスタート。メイン会場から天楽堂橋へ続く森林公園内のかまくらとミニかまくらを点灯。雪どけ最後の3月22日までの予定。

 なお、かまくら祭りの幻想的な風景が評価され、昨年7月に日本夜景遺産に認定された。「冬のかまくら祭りだけでなく、夏には竹の宵まつりもある。年間を通して、湯西川の夜景の素晴らしさをもっとアピールしたい」(伴実行委員長)という。

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