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原点回帰で再スタート、ブランド名「JALパック」復活(ジャルパック)

2010年2月11日
編集部

 ジャルパックは1月26日、「JALパック2010 新ブランド・新商品発表会」を開き、大西誠社長がこれまでの2大ブランドを「JALパック」へ統一したことについて、「原点に帰り、皆さんに親しみ深いブランド名に変更した」と経緯を語った。

 国内初の海外パッケージツアー「ジャルパック」の名を復活させ、旅づくりの基本に立ち返ると共に、JALの商品ブランドを明確化させるため、“ジャル”をアルファベットに変更した。大西社長は「老舗と呼ばれるところほど、新しい改革を継続している。我われも最も古い海外パッケージツアーの会社だが、昨年の45周年を機に20年振りに企業理念も変更した」と語り、「そのなかから新ブランドのロゴに『いい旅、あたらしい旅。』を採用した」と紹介。「お客様の声を徹底的に商品内容とサービスに生かす努力をし、顧客視点に立った商品づくりを行う」と述べた。

 また、新ブランド設立で安心と品質のいい旅を提供する「JALパック品質」と販売代理店が分かりやすく、売りやすい商品を目指す「販売代理店との共生」、子供連れ商品など、「JALパックならではの『旅育』の提案」の3点を約束すると語り、「JALの再創業と共に、我われも新しくスタートする」と意気込みを語った。

 なお、日本航空(JAL)の路線変更などが商品に影響する可能性は「詳細はまだ分からないが、決まった段階で対応する。新しいJALをいかに売っていくかを主眼にしているので、残った路線でしっかりと数字を増やしたい」と語った。

 昨年上期の販売実績は17万200人、下期は17万6200人の見込み。

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