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エコの観点からコスト削減、ホテレスショーに「エコ達人村」(国際観光施設協会)

2010年1月21日
編集部

 国際観光施設協会(中山庚一郎会長)は2月23―26日、東京ビッグサイトで開かれる国際ホテルレストランショーに、「エコ達人村の相談・展示コーナー」を設ける。旅館やホテルの経営を圧迫する水高熱費の高騰の問題を、エコの観点から考えコスト削減につなげてもらう考え。相談は無料。最終日には、「エコの考え方で水光熱費をガッチリ減らす」のテーマでセミナーも開く。日本能率協会、日本ホテル協会、国際観光旅館連盟、日本観光旅館連盟、国際観光日本レストラン協会、全日本シティホテル連盟、日本温泉協会の7団体も協力する。

 同協会が関係団体に「エコ・省エネに対策に関する取り組み上の障害」に聞いた事前アンケート結果によると、「投資や資金計画が心配」が46%、「技術的な情報やコストが判らない」が37%を占めた。エコ達人村では、この2点について集中的に相談に乗る。

 技術面については、エコ達人(同協会に所属する技術企業のトップエンジニア20人)が対応。基本は事前予約制で、3年間の月別の光熱費のデータ、簡単な平面図、システムの説明などの資料を持ってきてもらう。

 投資面については、経済産業省資源エネルギー庁と日本政策金融公庫の担当者が協力。それぞれ2日ずつ専用のブースで、融資や補助制度について相談を受け付ける。手続きも含め、どうすれば受けられるのかまで指導してもらえるという。

 中山会長は、「技術の正しい使い方、それぞれの土地の力を生かして水光熱費を下げる方法を知ってもらいたい。客1人あたり1200円かかっていた水光熱費をうまくやれば800円台まで下げられる。これはものすごく大きいこと。ちゃんとやればおもてなしを損なわずにできる」と話す。

 同協会は同様の企画を今後5年間、継続していく考え。

 問い合わせ=電話03(3263)4844。

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