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国内旅行は36%冬のボーナスの使い道(カカクコム)

2009年12月11日
編集部

 ボーナスの使い道で国内旅行は36%――。カカクコムが運営する「価格.com」が実施した「冬のボーナス2009」調査によると、冬のボーナス推定支給額は前年比1割減の52万2千円と大幅に減少。08年は58万円で、年代別では全世代で減額となる見通し。また、支給予定ボーナスのうち、税金やローン返済など必要経費を除いた、実際に自由に使える金額の平均は15万1677円となった。同サイトでのウェブアンケートで回答数は7897人。

 冬のボーナスの使い道では、「商品購入」が最も多く、78・0%を占めた。その平均金額は7万3812円。「貯金」も73・7%と多数を占めた。また、「国内旅行・外出」は36・4%で平均消費額は5万543円、「海外旅行・外出」は7・0%で平均消費額は11万7722円。旅行での消費は、国内・海外を合わせて4割強という結果となった。

 日本旅行業協会(JATA)がまとめた8、9月の苦情件数報告によると、8月の消費者からの受付件数は前年同月比57・5%増の274件(相談215件、あっ旋59件)、9月は同22・8%減の277件(相談210件、あっ旋67件)。

 8月は前年に比べると100件増と大幅に増加したが、一昨年は275件だったことから、昨年は燃油サーチャージの高騰などで買い控えがあり、相談の絶対数も減少したと推測する。相談内容の区分で最も多かったのは「取消料」の51件、次いで「一般的な相談」の25件、「申し込み・契約」の23件だった。

 一方、9月は、前年度に会員会社の倒産があったた反動で減少した。昨年の「倒産と弁済業務」件数を除くと30・8%増と増加傾向。多かった相談は「取消料」の35件、「申し込み・契約」の33件、「手配内容」の29件の順。

 最近の傾向として、消費者以外の照会で消費者センターからの相談が増えており、消費者相談室の小林二郎副室長は「今後も国民の窓口として増えてくるだろう。内容は、旅行業法の説明を行うことが多い」と報告した。また、新型インフルエンザに関する相談は減少し、10月に入るとほぼなくなったという。

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