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愛知は“三英傑の地”都内で説明会 名古屋開府400年も

2009年11月5日
編集部

 愛知県観光協会(木村操会長)は10月21日、東京都内で観光説明会を開いた。旅行会社やバス会社など12社が参加。名古屋や犬山、知多、西三河、東三河のエリアごとに分かれ、担当者が旬の観光情報などを説明した。

 愛知は戦国武将の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑の故郷。最近の戦国武将ブームで「歴女」と呼ばれる若い女性層を中心に、物語の舞台となる観光スポットの人気が出ているという。

 杉戸雅典専務理事は「いろいろな形で旅行商品にしていただければうれしい。観光地はお客様に利用いただくなかでよくなっていく」とあいさつ。「愛知は戦国時代の終わり、さまざまな戦国武将を輩出したところ。今も武将が残した歴史が物語とともにある。当時のままに残る地形もある。このようなところは、日本中を探してもない」と紹介した。

 例えば、名古屋市の徳川美術館にある「長篠の戦い」の合戦屏風図。奥三河の山岳地帯にあるために開発されなかったことから、屏風に描かれた川や丘陵などの地形がそのままの形で残っているという。

 名古屋市は2010年、名古屋開府400年を迎える。1610年に徳川家康の命で名古屋城築城と清須からの町ぐるみの移転「清須越」が行われて400年目。これを記念して年間を通してさまざまなイベントを計画している。目玉は、10月の「清須越 提灯行列」。当時の移転の様子を再現する。また、復元が進む名古屋城本丸御殿の玄関の一部の公開を始める。8月には、世界中のコスプレマニアが集う「世界コスプレサミット2010」を開催する。

 そのほか、各地域は「ノリタケの森」「トヨタ博物館」などの施設が充実する産業観光や、10月から3月まで楽しめるふぐ料理などをPRした。

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