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現地目線、物語の力で旅人を誘う 「たびらい」熊﨑編集長

2018年3月9日
編集部:増田 剛

2018年3月9日(金) 配信

「たびらい」の熊﨑俊介編集長

パム(長嶺由成社長、沖縄県那覇市)は、2000年4月の創業以来、「『目的地』から旅を面白くする会社」を目指している。社名の「pam」は「map=地図」を逆転させたもの。

 遠い目的地に向かって地図を開き、2次情報をつないで旅を組み立てるのではなく、「旅の目的地となる場所に根を下ろす〝現地主義″の視点」を大事にしている。「個性豊かな1次情報を探り出して、旅の価値や、旅のあり方、地域の魅力そのものを変えていこう」という想いが根底にある。現在、沖縄に加え、北海道、東京、福岡、鹿児島にも拠点を広げ、全国展開も視野に入れている。

 魅力的なローカル旅行に出会える現地発信の旅行予約サイト「たびらい」では、宿泊やレンタカー、バスツアー、アクティビティ、グルメ、パッケージツアーなどさまざまな予約ができる。最大の特徴は、観光情報が充実していることだ。現地の達人だからこそ知る穴場情報や、土地の文化などを、「友人」のように教えてくれる。

 「たびらい」の熊﨑俊介編集長は、「それぞれの宿が持っている歴史や文化、ストーリー(物語)、経営者や働くスタッフの想いなどを、一つの物語のように組み立て、情報を提供しています。旅先の旅館やリゾートホテルを料金比較から選ぶのではなく、旅を始める前の段階で、感覚がぴったりと合う旅人がそのまま予約できるスタイルが人気を得ているのかもしれないですね」と話す。「地域の最新情報や、地元の人々の文化も“現地目線”で紹介しています。物語の力で旅人を現地に誘い、地域の旅文化を育ててきたい」と語る。

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