日本向け機能を充実化 国内利用者は30%増に(トリップアドバイザー)

2017年10月11日(水) 配信

牧野代表(左)と、神川氏

 トリップアドバイザー(牧野友衛代表)は9月29日に東京都内で会見を開き、事業報告や今後の取り組みを発表した。日本は利用者が昨年から約30%増え、国内施設は70数万件にまで伸びた。スマートフォンからの月間訪問者数も好調で、今年8月に600万人の大台を突破。ただ、旅行系サイトで国内利用者数トップのじゃらんは1200万人で倍近くの差がある。今後は日本人向け機能の充実化をはかり、日本市場で主導権を握りたい考えだ。

【平綿 裕一】

「より日本人向けに」

 今年5月末には日本を含めグローバルでサイトを全面リニューアル。「目的にあった情報を探すために、直観的に使えることを目指した」(グローバリゼーションチーム神川亜矢プロダクトマネージャー)。

 とくに国内利用者増加の要因には「日本向けサービスの充実化」が挙げられる。今年2月にLINE(ライン)のアカウントで、アプリとブラウザのログインを可能にした。フェイスブックとGoogle以外でのログイン対応は日本だけ。

日本人向けに使いやすさを

 検索の簡素化も行った。「日本語は文字を入力して変換と、ステップが多い。これを簡単にする機能を2つ取り入れた」(牧野代表)。

 1つ目はディレクトリ型の検索機能だ。これまでは「東京」と「ホテル」といったキーワード型の検索。ディレクトリ型は「東京」で検索すれば千代田区や渋谷区、そのあとに宿泊や観光など、分類・階層型で情報を表示させる。

 2つ目は「タイパーヘッド」。ひらがなを入力すると、マッチした施設情報を表示していく。Web検索で一般的な機能だが、サイト上の検索機能としてあるところは多くないという。

 同社のサービスの核となる「口コミ」は宿泊施設やレストランだけでなく、観光施設も他社サイトに提供を開始。牧野代表は「他社サイトに口コミ情報を出すことで、ユーザーへの接触率を上げていく」と話した。

 昨年1年は国内利用者数と、国内旅行での利用増加を行ってきた。来年は「日本人向けの機能や使いやすさを追求することが課題。まだ足りない部分が多い」(牧野代表)と強調。引き続き日本人の特徴に合わせたサイト構築をはかる考えだ。

インバウンド 動向を発表

 アジアの中で日本は、世界から最も注目されている旅行先。閲覧数はアジア全体の21%を占める。閲覧数が多い国は、米国が1位。中国、台湾、香港、豪州と続き、上位5カ国で全体の半数を超える。

 世界の旅行者が、日本と同時に検討する地域はアジア地域ばかりではない。米国は日本を見たあと、仏国、イタリア、英国をそれぞれ約10%の割合で見ている。このほか、中国や豪州もこれに近い数値で、「日本の旅行先の競合は欧州が多いことが分かった」(牧野代表)と報告した。

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