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2018年4月の新経営体制に向け社名変更、2018年1月1日(月)からジェイティービーは「JTB」へ、事業の経営統合についても発表

2017年10月3日
編集部

2017年10月3日(火) 配信

JTB新グループ体制イメージ

 

ジェーティービー(髙橋広行社長、東京都品川区)は、2018年4月からの新たな経営体制のスタートに向けて、2018年1月1日(月)から社名を「JTB」に変更する。

今回の再編は、「個人」と「法人」の2つを軸にした事業単位の経営体制に切り替え、顧客ニーズに迅速に対応していくことを目的の一つとしている。事業再編により、リアルエージェントにしかできない〝ならではの価値″を提供していく。

ビジネストラベル、コミュニケーション、SITなどの事業を経営統合

今回新たに追加発表されたのは、地域ごとに分かれて事業展開していたものについても、事業を軸に統合するという点だ。

具体的には、「ビジネストラベル事業」「コミュニケーション事業」「SIT(Special Interest Tour:特別な目的に絞った旅行)」の3点について経営統合を行い、いずれも2018年4月1日(日)から実施される。下記で各事業の経営統合について説明する。

・「ビジネストラベル事業」の経営統合

グループの成長分野として位置づけられているビジネストラベル事業を、専門性の強化と事業の高度化を可能にする体制を構築する。具体的には、JTB北海道、JTB中部、JTB西日本、JTB中国四国、JTB九州のビジネストラベル専管営業個所を、JTBビジネストラベルソリューションズに事業移管する。JTBビジネストラベルソリューションズは法人ビジネスユニット構成会社として連携をはかる。

・「コミュニケーション事業の経営統合」

将来の法人事業の柱になるコミュニケーション事業の中核会社として、首都圏、名古屋、京阪神、福岡というコミュニケーション市場の主たるマーケットに拠点を持ち、統一した事業戦略下でさらに事業基盤を強化する。具体的には、グループ内コミュニケーション事業4社、JTBコミュニケーションデザイン、JTBプロモーション(パンフレット制作を除く)、Jプロデュース、JTBビジネスサポート九州(ミーティング&コンベンション事業)を経営統合し、新会社を設立する。

新会社名は「JTBコミュニケーションデザイン」。同社は法人事業ビジネスユニットとして連携をはかる。

・「SIT(Special Interest Tour:特別な目的に絞った旅行)仕入造成事業の経営統合」

個人事業戦略における〝ならではの価値″を備えた国内企画商品の1つとして、「アクティブとスポーツ」を主軸としたSIT商品戦略を定義したうえで商品強化をはかる。具体的には、グループ内SIT仕入造成事業2社(JTBガイアレック、JTBサンアンドサン西日本)を経営統合し、新会社を設立。新会社名を「JTBガイアレック」とし、同社は個人事業ビジネスユニット構成会社として連携をはかる。

沖縄エリア・ビジネスプラットフォーム事業も経営統合、体制強化図る

そのほか、沖縄エリアではJTB国内旅行企画沖縄事業部、JTBグローバルマーケティング&トラベル沖縄営業所をJTB沖縄に事業移管。JTBの最重要デスティネーションに位置づけている沖縄を、グローバルを含めたDMC(デスティネーションマネジメントカンパニー)としての体制を確立する。

さらに、ビジネスプラットフォーム事業においても、パンフレット制作事業、ビジネスサポート事業、人材派遣事業、ファシリティマネジメント事業についても、事業ごとに経営統合を行う。

「深い感動と共感をいただける〝JTBファン(お客様)″の拡大を目指す」ことを目標に、リアルエージェントにしかできない仕掛けづくりを行っていく。

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