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山形県・天童温泉 松伯亭あづま荘、ねこ女将「まいちゃん」が人気、自慢看板猫ランキング2位

ねこ女将「まいちゃん」の
決めポーズ

 山形県・天童温泉「松伯亭あづま荘」は天童温泉で唯一の屋根のない開放感あふれる露天風呂と絶品山形牛料理が自慢の宿だ。同館のマスコットキャラクター的な看板猫、ねこ女将「まいちゃん」が大人気で、楽天トラベルが主催した2017年版「全国の宿 自慢看板猫ランキング」で第2位に入賞している。今話題の猫の女将さん「まいちゃん」について、同館の髙橋和也常務に話を聞いた。
【古沢 克昌】

 ――ねこ女将「まいちゃん」が誕生した経緯を教えて下さい。

 猫のまいちゃんは小さいころから好奇心が強く、よく家から脱走しては家族を困らせていました。それならば旅館の広いロビーで遊ばせてあげようと連れてくることが多くなり、次第に旅館に猫がいるという噂を聞いたお客様から会いたいという要望が増え、冗談半分で猫に会える宿泊プランを作成したことが始まりです。

 ――今年度の楽天トラベル主催「全国の宿 自慢看板猫ランキング」で第2位に入賞されていますが、人気の理由は何だと思いますか。

 あづま荘内では、まいちゃんは〝奇跡の猫〟と呼ばれています。ブランド猫を彷彿とさせるような可愛い容姿と大きな眼。自分は接客業だと分かっているのか、フロントにお客様がいる間はほとんど動かず、カメラ目線もビシッと決めます。鳴かないし、大人しい、そんな猫だから人気なのではないでしょうか。

 ――宿泊されたお客様からの猫の女将さんの評判はいかがですか。

 皆様から「かわいい!」と大変評判をいただいております。まいちゃんに会うために何回も宿泊されるお客様や、テレビや雑誌の記事をまとめられている方などもいて、アイドルのような存在になってきています。小さいお子様など、初めて猫と触れ合うお客様も多く、親御様からも喜ばれております。

 ――最後に「松伯亭あづま荘」の一言PRをお願いします。

 天童温泉にて開湯から歩み百数年。伝統に革新と奇抜さを取り入れながら、さらなるお客様満足を目指し、日本が誇る旅館文化を守るために動いていきます。

「松伯亭あづま荘」の外観

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