旅行取消料を免除、〝安心・頼りになる〟商品へ(ルックJTB 17年度上期)

  • 2017-1-11
生田亨社長

生田亨社長

 JTBワールドバケーションズ(生田亨社長)は昨年12月1日、東京都内で2017年度「ルックJTB」上期商品発表を開いた。17年度から、体調不良などさまざまな事情により、急に旅行を取り消す場合でも、「次回の旅行を予約・参加することで取消料をもらわない」制度を導入することを発表した。

 生田社長は冒頭、昨今の旅行業界の大きな特徴として、オンライン旅行会社(OTA)を中心としたダイナミックパッケージツアーが好調に推移していることを報告。この状況を踏まえ、17年度商品は「安心・頼りになるパッケージ商品の強化」をコンセプトに商品造成を行っていく。

 今年度も10年度から導入した「ルックJTB独自の旅程保証」、16年度から導入した「ルックJTB遅延お見舞金制度」を継続。これに加え、17年度は「くつろぎの旅」「心ゆく旅」「地球の詩」の3商品で、申込み前に添乗員に直接相談することができる窓口「添乗員がお答えする 旅えらび相談メール」を、すべての添乗員付きルックJTB商品には、申込み後に現地での過ごし方を添乗員に相談できる窓口「添乗員がお答えする タビマエ相談メール」をそれぞれ新設し、旅行者に安心・頼りになるサービスを提供していく。

 17年度の強化方面は昨年、日本との外交樹立50周年を迎えたシンガポール。16年度は外交関係樹立50周年記念商品としてルックJTB「GO!GO!シンガポール」を設定し、約1500人の旅行者の利用があった。17年度は同社グループ一丸となって、年間を通してシンガポールをクローズアップし、魅力ある商品を展開していく。

 生田社長は17年度の仕入れ戦略として、訪日外国人の急増により、航空座席の確保が難しくなっていることなどから、17年度も16年度に引き続き、座席数の確保に取り組み、ホールセラー商品の増設に務めていく。

 16年度の取扱見込み人員は、テロなどの外的要因があったが、日本人の出国率が伸びていることなどから前年度比5・0%増の113万8千人となる見込み。17年度は“安心〟、“頼りになる”をキーワードに商品造成を行い、同4・0%増の118万人を目指す。

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