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21社局が連携へ、訪日客に東京の情報発信、「ぐるなび」など

21社局が集合
21社局が集合

 ぐるなび(久保征一郎社長)と東京急行電鉄(野本弘文社長)、東京地下鉄(奥義光社長)は4月13日、東京都内で「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYOグランドオープン記者発表会」を行い、3社が参画企業21社局と共同構築を進めていた訪日外国人向けワンストップガイドサービスが、同日よりサービス開始となったことを報告した。同サービスでは、訪日外国人の主目的である、(1)観光する(2)食べる(3)買う(4)泊まる――の4ジャンルの情報を提供していく。

 同記者発表会には、参画企業の代表者ら21人も出席。冒頭、ぐるなび創業者の滝久雄会長は、同サービスの情報発信者は、東京で事業を営む人たちであるとしたうえで、「2020年に向け訪日客を受け入れるなかで、東京が訪日の中心となり、文化交流の柱になる。このサービスは訪日観光の1つのレガシーになるように展開していきたい」と述べ、21社局が枠を超えて連携し、常に最新の情報を発信していくことを誓った。

 同サービスは、トップページなどは基本的に日本語を含む8カ国語(英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語・マレーシア語・インドネシア語・タイ語)に対応しており、(1)施設ガイドサービス(2)便利機能サービス(3)情報コンテンツ――の3つの機能をもとに、東京中の情報が1つに集約されている。施設ガイドサービスでは、観光・食・ショッピング・宿泊の4ジャンルから、各施設の特徴や概要、連絡先、位置情報を取得し、SNSで共有することが可能。

 また、施設ガイドサービスの最大の特徴として、(1)今日のイベント情報(2)今日の空席/空室情報(3)今日の入荷/販売情報(4)今日のクーポン情報――の4つに分類される「LIVE情報」で、東京の〝今〟を楽しむための情報をリアルタイムで得ることができる。

 便利機能サービスでは、訪日中の訪日外国人のニーズに応えるべく内容を構成。(1)Wi―Fiスポットなどを探すことができる「便利マップ」(2)経路検索やフライト情報などを確認できる「交通案内」(3)訪日中に不測の事態に陥ったときに役立つ「緊急時ページ」――により、訪日外国人が“1人歩き”できるよう21社局を中心に旅のサポートを行っていく。さらに情報コンテンツでは、トレンドや文化、マナーに関する情報を発信。すべてのページが日本語への変換が可能なため、もてなす側の日本人にも役立つ機能になっている。

 来賓で出席した観光庁の田村明比古長官は、3月30日に政府が「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」において示した3つの視点について触れ、「世界一快適な滞在環境の実現を目指して、無料Wi―Fi環境の整理や、通信環境の拡大、多言語での情報発信が今後の柱になってくる。このサービスが、日本を訪れるきっかけになってほしい」と期待を込めた。

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