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DMOと人材育成強化、日観振が新組織設立

2016年4月21日
編集部

 日本観光振興協会は4月1日から、観光地域づくり・人材育成部門に新たに「DMO推進室」と「日本観光振興アカデミー」を設立した。関心が高まる日本版DMOの形成支援と、体系的な人材育成プログラムの整備が目的。日本版DMOの推進に必要な専門人材育成については、両者で取り組みを強化する。

 DMO推進室は、DMOの形成や導入に向けて地域の自治体や観光協会、観光業界からの各種照会、要望などにワンストップで対応する。具体的な事業は日本版DMO普及啓発活動として、シンポジウムやセミナーなどを開催するほか、研修メニューの提示などを行う。人材育成については、必要な研修カリキュラムを策定し、集合教育を実施していく。

 日本観光振興アカデミーは、地域の多様なニーズと課題に対応する人材育成メニューを「観光地域づくり研修なび」を通じて提示し、公募で選定した地域で実施する。また、各分野の中核人材育成に向けて、テーマごとに必要な研修カリキュラムを策定し、集合教育を行う。このほか、観光ボランティアガイドの人材育成研修や産学連携事業として大学での寄附講座、ツーリズムセミナーの開催などを展開する。

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