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ウェブ小説で誘客、堀江氏ら著名人が執筆(福岡県)

著者と小川知事(前列右から2人目)
著者と小川知事(前列右から2人目)

 福岡県は2月12日、福岡県を舞台にしたウェブ小説「ぴりから」の配信を開始した。誘客促進を視野に、同県を愛する7人の著名人がリレー形式で執筆し、毎週金曜日に1作品ずつ配信していく。これに合わせて同日、東京都内で完成披露イベントが行われ、同県出身で起業家の堀江貴文さんや直木賞作家の東山彰良さんなど、7人の執筆者と小川洋知事が出席。企画の概要や小説のあらすじなどを紹介した。

 「ぴりから」というタイトルは、各小説に、名物の辛子明太子のように“ぴりから”な格言が込められていることから付けられた。物語には「大宰府天満宮」や「炊き餃子」をはじめ、実在の場所やグルメなどの観光情報が盛り込まれ、小説と連動した県発行の観光ガイドブック「ふくおか本」も製作・配布を開始した。小川知事は「ウェブ小説を読んだあとは、ガイドブックを手に、ぜひ物語の舞台・福岡県へお越しいただきたい」と話す。

 著者はほかに、放送作家の鈴木おさむさん、小説「ビリギャル」著者で塾講師の坪田信貴さん、フリーアナウンサーの小林麻耶さん、読者モデルの田中里奈さん、コピーライターの佐々木圭一さんの計7人。堀江さんと東山さん以外は他県の出身だが、福岡ファンとして観光誘客を応援する趣旨に賛同し、短編小説に挑んだという。

 企画にも携わった佐々木さんは「観光動画ではない、ウェブを使った観光PRの新しい手法を目指した」とし、「小説を読み終えた人のみ、各著者のとっておきスポットが閲覧できる仕掛けも用意した。小説を楽しみ、実際に福岡を訪れてほしい」とアピールした。

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