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修旅生を観光大使に

2016年1月11日
編集部

 愛媛県松山市は修学旅行で同市を訪れた小・中学生を「観光大使」に任命する事業をスタートさせた。全国初の取り組みという。

 任命期間は20年。生徒一人ひとりに進呈するオリジナル記念証で、道後温泉本館入浴や松山城天守観覧、坂の上の雲ミュージアム観覧などが本人に限り20年間無料となる。

 松山再訪のきっかけにしてもらったり、SNS(ソーシャルネットワークサービス)など中・高校生の高い情報発信力で口コミを広げようというのが狙い。

 昨年11月に第1号として、8年連続で松山を訪れた愛知県の高校2年生約300人を任命した。

 市では2006年度から修学旅行誘致に本腰を入れ、現在では年間約1万人の生徒が松山を訪れている。

【土橋 孝秀】

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