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モノづくりを体感、新エリアが16年3月誕生(よみうりランド)

日本のモノづくりを発信する
日本のモノづくりを発信する

 よみうりランド(上村武志社長)は10月7日、東京都内でよみうりランド遊園地新エリア「グッジョバ!!」記者発表会を開き、2016年3月にオープンする日本最大となる〝モノづくり〟が体感できる新エリア「グッジョバ(GOOD JOB ATTRACTIONS)」の参加企業と主要アトラクションを報告し、同社は総工費100億円をかけ、遊園地エリアの大幅拡張を行い、「参加感」「学べる」「競える」の3つをキーワードに3世代が一緒に楽しめる遊園地を作り出す。

 同エリアは生活に密着した、子供たちが親しみやすい自動車・食品・ファッション・文具の4つの業種からなるファクトリーで構成され、パートナー企業としてコクヨ(黒田英邦社長)、日清食品(安藤徳隆社長)、ワールド(上山健二社長)、島精機製作所(島正博社長)が、サポート企業として日産自動車(カルロス・ゴーン社長)が参加した。各ファクトリーでは、製品の製造工程を巡る屋内型のアトラクションを導入する。日本初となる、スパイラルリフト型ジェットコースターや映像ゲーム機能付きボートライドなどアトラクションは全15機種。各ファクトリーでは実際のモノづくりに触れられるワークショップも開催される。

 各ファクトリーの概要は、日産自動車監修の「CAR factory」では、デザインから組立、出荷にいたるまで車の製造工程の一連の流れを体感できる「カスタムガレージ」や、各自がデザインした車で、画面上でカーレースが楽しめる「マイレーシング」など屋内外に2種ずつ、計4種のアトラクションを設置する。 

 日清食品監修の「FOOD factory」では、同社のロングセラー商品「日清焼そばU.F.O.」をテーマにした工場内で、その製造工程や調理工程を体感することができる「スプラッシュU.F.O.」など、屋内に2種のアトラクションを設備。

 ワールドと島精機製作所監修の「FASHION factory」は、ファンタジーに演出された工場で、服飾の製造工程を日本初のらせん状コースターで楽しむ「スピンランウェイ」やオリジナルの編み物を作ることができる「マイニット」など、屋内に2種のアトラクションが登場する。

 コクヨ監修の「BUNGU factory」では、同社のロングセラー商品「キャンパスノート」をテーマにしたパステルカラーの工場内で、アスレチックを通してノート作りを知ることができる「キャンパスチャレンジ」や、幼児向けのアトラクション「ひらめキッズ」などを含め、屋内に2種、屋外に4種のアトラクションが誕生する。

 上村社長は、「雨の日でも楽しむことができる屋内施設の誕生は、同社にとって長年の願いであった」とし、「長年遊園地を運営してきたからこそできる、よみうりランド流のエンターテインメントで、モノづくりの楽しさを提供したい」と語った。

 同社は現在のアトラクション数28機種から1・5倍の43機種へとアトラクション数を増やし、年間来場者数30万人増を目指す。

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