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No.412 近ツー・団体旅行の活路開く、未来創造室「変化に対応する事業を」

2015年9月21日
編集部

近ツー・団体旅行の活路開く
未来創造室「変化に対応する事業を」

 KNT-CTホールディングス(戸川和良社長)の団体旅行部門、近畿日本ツーリスト(小川亘社長)が昨年10月1日に取締役会下に新設した「未来創造室」。変化する旅行市場に対応するために、団体事業の変革を目指す「Beyond2020」プロジェクトの推進をはかるほか、新規コンテンツによる企業価値創造の推進役も担う。旅行事業の新たな活路を切り開くべく活躍する同室の安岡宗秀部長に設立後1年が経過する未来創造室の活動内容と、同室が描く未来について聞いた。
【丁田 徹也】
 

 
 ――未来創造室の設立経緯について教えてください。

 旅行を含めた社会の環境は変化しています。たとえば、少子化による教育市場の縮小や、予想もしなかった訪日客の急増などです。これらの環境の変化により、一般団体旅行と教育旅行をメインに据えてきた近畿日本ツーリストは軸足を再調整する必要が出てきました。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催という契機もあり、事業構造の変革を会社全体で推進するために、東京オリンピック・パラリンピックやその先のビジョンを見据えた「Beyond2020」プロジェクトを今年1月から進めています。

 未来創造室はこのプロジェクトの推進役として設立されました。事業構造の変革による企業価値の向上を目指し、旅行業に捉われない新規サービスやコンテンツを開発・検証しています。…

 

※ 詳細は本紙1600号または9月25日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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