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ウェブの充実検討、正会員証を有償配布(日本観光施設協会)

西山健司会長
西山健司会長

 日本観光施設協会(西山健司会長、203会員)は6月16日、東京都内で2015年度の定時総会を開き、今年度は新規事業として、ウェブサイトの充実をはかるための検討を行うことなどを決定した。また、意識の向上や消費者へのアピールなどを目的に、正会員証を発行し、有償で会員に配布する。

会員証
会員証

 西山会長は「頭が痛い貸切バスの新運賃の件は各地区で状況を調査している。中国・四国ではバス旅行が4割減になっているようだ。一方、インバウンドは60―80%増という。状況が年々変わってきている」と語り、今後の対応などを議論したいとした。また、会員数を拡大し、スケールメリットを創出していくべきだと強調。「会員が300、400になれば必ず大きな会になる。しかし『協会が何をしてくれるか』ではなく、協会を使い、自ら何をするかを考えてほしい」と呼びかけた。

 今年度は昨年、会員に実施した施設のバリアフリーやAEDの設置状況などをたずねたアンケートをまとめていく。

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