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【観光庁 2014年宿泊旅行統計調査 】延べ宿泊数は微増、外客は 34%増の4482万人泊

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 観光庁はこのほど、2014年10―12月の宿泊旅行統計の調査結果(暫定値)を発表した。これにより、14年1―12月の累計(速報値)は、延べ宿泊者数が前年比1・4%増の4億7232万3820人泊で、このうち日本人が同1・1%減の4億2750万1730人泊、外国人が同33・8%増の4482万2090人泊。外国人延べ宿泊者数の大幅な伸びが日本人延べ宿泊者数の減少をカバーし、トータルで前年比プラスとなった。

 14年の延べ宿泊者数全体に占める外国人宿泊者数の割合は9・5%で、前年より2・3ポイント増えた。

 14年の都道府県別延べ宿泊者数をみると、全国の27都道府県で前年を上回り、伸び率が最も高かったのは滋賀県で、前年比13・6%増となった。延べ宿泊者数のトップは東京都で同2・8%増の5428万4510人泊。次いで北海道が同4・6%増の3239万3790人泊、大阪府が同12・1%増の2677万6200人泊、千葉県が同4・9%増の2139万3690人泊、静岡県が同1・6%増の2124万8360人泊、沖縄県が同3・6%減の2003万6650人泊、京都府が同6・5%減の1878万3820人泊、長野県が同4・3%減の1795万670人泊、神奈川県が同3・9%増の1749万5600人泊、福岡県が同12・0%増の1565万9150人泊、愛知県が同5・3%増の1542万6030人泊、兵庫県が同1・6%増の1344万2600人泊、宮城県が同3・3%減の1095万5520人泊、福島県が同2・4%減の1048万7960人泊、新潟県が同1・4%増の981万1840人泊と続いた。

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 14年の都道府県別外国人延べ宿泊者数をみると、40都道府県で前年を上回り、伸び率が最も高かったのは山梨県で同91・3%増と大幅に拡大した。外国人延べ宿泊者数のトップは東京都で同36・8%増の1345万2970人泊。次いで大阪府が同35・3%増の583万7800人泊、北海道が同31・4%増の403万4510人泊、京都府が同29・8%増の340万9270人泊、千葉県が同34・3%増の275万70人泊、沖縄県が同55・5%増の231万3070人泊、愛知県が同29・6%増の148万7260人泊、福岡県が同47・5%増の132万7200人泊、神奈川県が同23・8%増の132万1240人泊、山梨県が同91・3%増の94万1830人泊、静岡県が同42・4%増の79万6970人泊、岐阜県が同58・9%増の66万2100人泊、兵庫県が同29・4%増の65万6090人泊、長野県が同19・6%増の64万9550人泊、熊本県が同20・1%増の50万6060人泊と続いた。延べ宿泊者数21位の山梨県が外国人延べ宿泊者数では10位に、延べ宿泊者数26位の岐阜県が外国人延べ宿泊者数では12位に、延べ宿泊者数24位の熊本県が外国人延べ宿泊者数では15位に入っており、外国人宿泊客の割合が高いことが分かる。

 14年の外国人延べ宿泊者数を国籍別にみると、第1位は台湾で前年比26・6%増の783万人泊。次いで中国が同84・3%増の764万人泊、韓国が同11・8%増の422万人泊、アメリカが同7・9%増の312万人泊、香港が同22・0%増の311万人泊、タイが同38・4%増の198万人泊、オーストラリアが同31・8%増の117万人泊、シンガポールが同23・0%増の108万人泊、マレーシアが同42・1%増の72万人泊、英国が同23・8%増の72万人泊、フランスが同22・7%増の67万人泊、ドイツが同13・3%増の54万人泊、インドネシアが同20・8%増の52万人泊、カナダが同27・9%増の41万人泊、フィリピンが同106・4%増の37万人泊と続いた。伸び率の高さをみると、フィリピン、中国、ベトナム(同73・7%増)、マレーシア、タイと続く。

 14年の客室稼働率の全国平均は、旅館が35・9%、リゾートホテルが54・5%、ビジネスホテルが73・8%、シティホテルが78・0%、会社・団体の宿泊所が28・7%となった。

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