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No.397 やまとごころ・村山社長に聞く、訪日客に宿はどう向き合うか

2015年3月21日
編集部

やまとごころ・村山社長に聞く
訪日客に宿はどう向き合うか

 2020年に訪日外国人観光客(インバウンド)2000万人達成を目指し、順調にインバウンドが増加している傍らで、インバウンドビジネスもまた活発化している。「株式会社やまとごころ」はインバウンドに特化した情報サイトやコンサルティングなどを展開するインバウンド事業のプロフェッショナル。代表取締役の村山慶輔氏に、インバウンドビジネスの現状や、訪日外国人旅行客を受け入れる宿泊施設の課題などを聞いた。

【丁田 徹也】

 
 
 

 ――貴社について教えてください。

 当社では訪日外国人旅行に関連する事業を複数展開しています。情報サイト「やまとごころ.jp」では、インバウンド事業に取り組む地域や商業施設、飲食業などさまざまな組織や企業、それを支えるプレイヤーの動きを発信しています。

 また、インバウンド求人情報サイト「やまとごころキャリア」では、外国人や外国語のできる日本人向けの求人情報を掲示しています。マーケット自体は非常に小さいのですが、インバウンドビジネスに絞り込んでいるため、ミスマッチが少ないことが大きな特徴です。

 ――どのような業種からの募集が多いですか。

 ホテルや旅館、ゲストハウスなど宿泊施設が多くなっています。とくに大きな宿泊施設になると接客での外国語対応だけでなく、海外での営業やインバウンド向けのインターネット宿泊予約など多くの業務があり、インバウンド関係の仕事で活躍できる機会も広がっています。

 ――求人登録をしている人の傾向を教えてください。

 旅行会社や宿泊業経験者が多いのですが、観光業に直接関係のないメーカーなど、異業種からの転職希望者も多いです。さまざまな企業がまさに今、訪日観光に目を向けているところですね。

 ちなみに、現在当社に登録している約800人の求職者のうち、3割ほどが外国人です。さらにその半分は中国の方です。

 ――外国人求職者に人気の職種はあるのでしょうか。

 当社では、…

 

※ 詳細は本紙1580号または3月26日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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