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国民宿舎「かいもん荘」利用事業者公募、鹿児島県指宿市 4月14日まで

2015年2月21日
編集部

「用地は無料貸与、固定資産税10年間支援」

 鹿児島県指宿市(豊留悦男市長)は今年1月15日から4月14日までの期間、同市内の国民宿舎「かいもん荘」跡地利用事業者の再公募を開始した。同跡地は、2008年から3回の公募を実施したが、契約には至らなかった。

 そこで今回は、固定資産税相当額の奨励金制度を新設するなど、これまで以上に応募しやすい環境を整えた。

 同跡地は、日本百名山のひとつである開聞岳の間近にあり、眼前には東シナ海が広がる風光明媚な環境にあり、敷地内には2つの泉源も備えている。指宿市は、この地で旅館・ホテルを営もうとする事業者からの応募を求めている。

 貸付地は、開門川尻大月5390―3ほか9筆で、6659・11平方メートル。応募資格は、旅館・ホテルを経営しうる十分な資力、信用、管理運営能力などを有する単独の企業、または複数の企業で構成されるグループを対象にしている。

 条件などの概要は、土地は30年間無償で貸し付け、以後両者の協議によって更新可能。提案する事業は、ホテル・旅館業を主とするものとし、対象地にある2本の泉源は専用使用できる。

 固定資産税(建物および償却資産)については、指宿市過疎地域産業開発促進条例の要件を満たす場合は3年間、免除または支援する。さらに、指宿市かいもん荘跡地利用奨励条例の要件を満たす場合には、これに加えて7年間支援する。

 詳しくは同市ホームページ(http://www/city.ibusuki.lg.jp)に掲載している。

 問い合わせ=指宿市観光課観光企画係 電話:0993(22)2111。 

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