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400年の時を越えて

2015年1月21日
編集部

 徳川家康公薨去400年を迎える2015年。生誕の地である岡崎から、出世を遂げた浜松、大御所となった静岡へ。節目の年である今年は各地でイベントも開かれ、ゆかりの地をめぐり、家康公の描いた軌跡を辿るのも面白い。

 家康公は都市計画や文化醸成でも功績を残した。江戸城を中心とした街並みは現在の東京の都市基盤となり、遺言により造営された日光東照宮は、世界遺産に認定された。その場所が今、世界各地から訪れる観光客でにぎわうようになるとは、まさか夢にも思わなかったかもしれない。

 はるか400年の時を越えて人々が集い、変わらぬはずの場所に、また新しい光を観る。歴史をめぐる旅は、今を見つめる旅でもある。時空を経たからこそ、出会える風景がそこには広がっている

【森山 聡子】

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