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祖谷の古民家

2014年12月11日
編集部

 祖谷と書いて「いや」と読める人は少ない。「東京に行くと、そやと呼ばれる。認知度アップが必要です」と徳島県三好市・祖谷の関係者。県西部、剣山山系と吉野川に抱かれた祖谷は豊かな自然が残る。私の父親が祖谷の小歩危(こぼけ)出身で、小さいころよく一緒に帰省したこともあり祖谷には強い愛着がある。

 東洋文化研究家のアレックス・カーさんは日本全国を旅したなかで、祖谷に最も心を動かされ、現地で築300年の古民家を購入・改修し、居を構えた。アレックスさん監修のもと、三好市は古民家再生事業を行い、現在6棟で宿泊することができる。

 来年、その古民家に泊まろうと計画中。父から私へ、私から子へ。祖谷の風景は脈々と受け継ぎたい日本の原風景だと思う。

【土橋 孝秀】

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