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海外からアニメ聖地へ、メディア・ブロガー招請(関東運輸局)

コトブキヤで説明を受ける訪日メディア(手前)
コトブキヤで説明を受ける訪日メディア(手前)

 関東運輸局は11月17―21日に、地方自治体や民間企業と連携した海外観光プロモーション(ビジット・ジャパン地方連携事業)の一環で、関東でアニメの舞台になった地域や施設に台湾と香港のメディアやブロガーを招請するファムトリップを実施した。17日には東京都立川市で、立川商工会議所の案内でアニメの舞台視察と立川市内にあるプラモデル・フィギュアメーカー「壽屋(コトブキヤ)」を訪問した。

 舞台視察では、アニメ舞台になった場所や、アニメと連携した地域の商店などを訪問した。訪日メディアは、舞台となった立川駅前の交差点で、ガイドブックと景色を照らし合わせる、写真を撮るなど、いわゆる日本の「アニメ聖地巡礼」を行った。

 ツアーに参加した香港からのトラベルライター兼ブロガーのペース・チェンさんは「香港では日本のアニメは人気なので、日本に行ってアニメの舞台を見に行く人もいます」と話した。

 プラモデル・フィギュアメーカーの「コトブキヤ」では、同社の清水浩代副社長と戦略開発部戦略開発課の比留間誠課長が同社の歴史や地域振興をするに至った経緯を紹介した。

 比留間課長は「日本のお箸のデザインにスターウォーズのライトセイバーを採用するなど、クールジャパンを意識し、日本文化に合わせた商材も作っている」と語った。国内向けのフィギュアもアジア圏を中心に現在人気という。

 訪日メディアからは「台湾でフィギュアイベントはあるのか」「海外ホラー映画のキャラクターを美少女アニメ風にさせるのはなぜか」など、日本のフィギュア文化にも関心を見せるなど、活発な情報交換の場となった。

 18日以降は、埼玉県秩父市や茨城県大洗町など、現在人気のアニメ聖地の舞台視察に向かった。同事業は広域の地方連携事業で、実施主体は関東運輸局のほかに、埼玉県、秩父市、大洗町商工会、久喜市商工会、立川市商工会議所、東武鉄道、西武鉄道、時代村と多岐に渡る。

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