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女将の視点で誕生、湯原温泉が湯あみ着販売

はんざきちゃん湯あみ着
はんざきちゃん湯あみ着

真庭市・ワコール共同企画

 岡山県真庭市とワコール(京都市南区)は、露天風呂で着用する湯あみ着を共同企画し、今年6月から湯原町旅館協同組合に加盟する宿泊施設などで販売を開始した。

 湯あみ着「はんざきちゃん湯あみ着」は、同市から依頼を受けた湯原温泉おかみさん会とワコール双方の視点から検討を重ね、企画・開発された。体のラインをカバーするデザイン、撥水性や速乾性に優れた素材を使用した機能性が特徴で、国の特別天然記念物で湯原地区に生息する「オオサンショウウオ(呼称・ハンザキ)」のアップリケが刺繍されている。

 湯原温泉には、雄大な湯原ダムを背景に、川床から湧く温泉を岩で囲った趣ある露天風呂「砂湯」があり、年中24時間無料、男女混浴で開放されている。地域の財産・文化として快適に使用してもらうため、入浴時には利用者男女ともにタオルの着用を依頼しているが、露天風呂入浴時における女性客のニーズの高まりを受け、より着心地のよい湯あみ着の開発を模索していた。

 湯原温泉おかみさん会代表で、旅館八景の上塩浩子女将は「これを機に女性の方も気兼ねなく砂湯にいらしていただければうれしい」と話す。今後は男性用の湯あみ着の開発も検討予定という。

 ピンクとグリーンの2タイプで、料金は各6千円(税別)。市営の温泉施設や観光情報センターでも販売する。

 問い合わせ=湯原町旅館協同組合事務局 電話:0867(62)3024。

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