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一の坊、省エネ法基づく評価でSランク 宮城県の宿泊業で唯一

2022年5月26日
編集部:木下 裕斗

2022年5月26日(木) 配信

松島一の坊の露天風呂

 ⼀の坊(高橋弘行社長)が運営する宿泊施設「松島一の坊」(宮城県・松島温泉)と「 ゆづくしSalon一の坊」(同・作並温泉)のほか、飲食店「仙台牛 炭火焼肉 和火一」(同仙台市)と「かきとあなご 松島 田里津庵」(同・利府町)はこのほど、省エネ法に基づく2021年度提出分の定期報告書で、資源エネルギー庁から「Sランク」事業者として認定された。宮城県内の宿泊業では、唯一となる。

 同ランクは、中長期的な計画に基づき、5年度間の平均エネルギー消費量を年1%以上低減した事業者に付与する。一の坊は、同量を11%低減。二酸化炭素排出量は5年間で約40%に当たる2457㌧を削った。さらに、高効率空調機への更新でエネルギー消費量を30%減らした。

 松島一の坊は17年度に、浴槽循環ポンプのインバーター化し、エネルギー消費量を45%削った。18年度、高効率変圧器に更新したことで、ゆづくしSalon一の坊は同消費量を30%低減した。

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